2004〜2005年度
クラブ会長方針
会長 外崎 英暉
皆で行動しようU

会員の皆様へ

「クラブの現状をふまえながら、その存在意義を考えるとき、この灯りだけは消したくないと考えております。」

これは私が四年前、会長になる時に決意した一文です。思い起こせば、社会の情勢は当時と大同小異です。むしろ少しずつ緩やかに良くない方向へし進行しております。

それに符合するかのように、ロータリーひいてはクラブ自体も揺れながら苦悩の道のりを歩んでいるように思われます。

「ロータリー精神」そのものは変わりませんが、それを理解して実践するべき会員が一人また一人とクラブを去り組織全体が悲鳴を上げているのをみるにつけ一抹の不安を禁じえません。

そう感じるのは果たして私だけだろうか!!

なるほど一時的に会員を増やすことによって現状打破は出来るでしょう。しかし、それだけでは充分でないことにすぐ気付くはずです。ではどうすれば良いのか。答えは歴史から学べます。

「迷ったときは元の道に帰り、つぎの方策を原点から学びとるのが良策」だと先人の言葉にあります。私達もそうするべきだと思います。

先ず、ロータリー奉仕の全体像を形としてとらえ再認識し、そこから小さなクラブが出来ることを見出し実践する。そんなリピートがあっても良いはずです。

いわゆる私達のクラブは「ロータリーの心」を実践しながら次の世代へ伝道する継ぎ役としての認識をあらたにすることが大切なはずです。そうすることによっておのずとクラブ自体の雰囲気が一体化し結果として、魅力のある例会が醸成されることになろうかと思います。

活力はその後について参ります。

 いよいよ活性化されたクラブの扉が開かれる時、新しい仲間が、同志がその門をくぐるはずです。私たちはその日の為に、まず行動しようではありませんか。今皆で行動しなければ、クラブ再生のチャンスは遠のきます。それでよいのですか!!

私たちは仲間です。ロータリーの「輪と和」の融合された同志です。たしかにロータリーには「クラブ奉仕」、「職業奉仕」、「社会奉仕」、「国際奉仕」といったいろんな奉仕プログラムがあります。

でも私達は今一番しなければならないことが何であるか判っているはずです。

「皆で行動しよう」と云った平川前会長の真の意味がここにあるのです。

私はこの「テーマ」なくして今年度の目標をこれ以上語れません。皆様にお約束します。

「これだけはヤルと」・・・・・・・・・

「おはよう」は一日のはじまりの挨拶ですが、私にサヨナラ、グッドバイを云わせないでください。

ただ踏ん張りがきかなくなったら慈愛の心でお赦し下さい。・・・・・・・ませませ。