2005〜2006年度

クラブ会長方針             会長 阿保 康雄

 

今年度のテーマ「私たちはロータリアン」

 〜たかがロータリー、されどロータリー、やっぱりロータリー!
     (SERVICE Under Self, Upon Self, Above Self !)

今年度国際ロータリー カール・ヴィルヘルム・ステンハマー会長のテーマは「SERVICE Above Self (超我の奉仕)」です。当地区の笹森剛ガバナーもまたこのテーマに沿って活動の方針を掲げました。私は今年度「私たちはロータリアン」をテーマに掲げました。あまりに尊大で崇高なRIのテーマ「SERVICE Above Self (超我の奉仕)」ですが、私のこのテーマはその方針にも通じ、近づくことができる、より現実的で進め易いものであると確信すると共に、考えていたテーマが地区の方針にも沿うものであったと認識しています。
入会して最初の頃は誰もが「たかがロータリーだろう」と考えるでしょう。こういうときの奉仕活動は事業としては立派で素晴らしいものであっても、否応無しにやるような、自分よりも低い所にあって、自身にとっては奉仕とは名ばかりのレベルのものでしょう。そしてしばらくロータリーと付き合っていくうちにロータリーの良さや楽しさに触れて「されどロータリーだ」と思うようになると何となく自分と同じレベルで、時にはできる範囲で自分の上にロータリーを置いて奉仕活動を行うようになるでしょう。こうなるとあとは仲間とロータリーを楽しむにつれてやっぱりロータリーだ」と考えるようなるでしょう。たとえできる範囲であっても自然にロータリーを念頭において奉仕活動に参加したり、協力したり、また、自ら計画したり、仲間にお願いしたりするようなるでしょう。まさに「私たちはロータリアン」。ロータリーに誇りを持って楽しく有意義に奉仕活動を行うことができるのではないでしょうか。そのため私は次の4つ方針を掲げ、前年外崎会長、前々年平川会長のこれまでの活動を継承し、我がクラブの特徴であり最高の美徳でもあるモーニングらしさ、楽しくみんなで行動する家族的な雰囲気を大事にして奉仕活動に生かして行きたいと考えています。

1.ロータリアンとしてできることをすること(奉仕や寄付)
2
.ロータリアンとして仲間を思いやり楽しいクラブにすること
3
.ロータリアンとして仲間を増やすこと
4
.ロータリアンとして自分を研鑽すること

1
.奉仕については移動例会古川小学校児童会への使用済み切手の寄贈や交換留学生の受け入れをクラブを挙げて協力して行いましょう。寄付については笹森ガバナーの「できる範囲での寄付」ということを受けて、ロータリー財団への寄付をまずクラブとして1,000$を目標にして必ず達成し、更に1100$達成に向けて努力しましょう。

2
.わがモーニングロータリークラブに関して言えば、笹森ガバナーの掲げる地区活動方針の第一にある「創意と工夫で楽しいロータリークラブを作りましょう。(楽しい所には人が集まり、楽しくないと思えば人は去る)」は普段当たり前に達成されて、すでにおつりが来るほど楽しいクラブであると自負しています。仲間を思いやり楽しいクラブにすることについては、ことさら方針に掲げる必要はありません。ここでは実施を確認するものとして載せました。小旅行や月1回の夜の例会、家族例会、更に日本酒(般若酔行の会)、ゴルフ、麻雀、マルガリータ(アマール・マルガリータ)、写真の各愛好会はいつもながら活発です。今のままでこれまで通りに会員,家族,会友の親睦を深めて楽しいクラブを維持して出席率の向上に繋がってくれれば良いと思います。加えて、友好クラブの記念行事への参加(おそらく川口モーニングが今年20周年を迎えるでしょう。またみんなで楽しい計画を作り、こぞって参加しましょう。)、青森中央ロータリークラブさんとの合同例会の企画などロータリーには楽しくさせてくれることがいっぱいです。

3
.仲間を増やすことは私の年度を問わず、今からでも積極的に手がけたいと思います。退会防止などと言うよりも「退会ゼロ」を宣言します。増員は2名以上を目標に女性会員の入会にも力を入れます。ロータリアンとして楽しい仲間になって一緒に活動する人を捜してみんなで歓迎しましょう。

4
.自分を研鑚できる場であることはロータリーの大きな魅力の一つです。ロータリーセミナーもさることながら、やはり例会の卓話を内・外部から充実を図ることです。他クラブのロータリアンに卓話をお願いすることなど工夫して実のある例会を図り、そしてロータリアンだからこそ経験や体験できる貴重な機会を大事に考えて進めましょう。 

 

「無理なく、楽しく、確実に」。ロータリー活動を皆さんと一緒に進めて参りましょう。