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2005〜2006活動報告

会長 阿保康雄

今年度私が掲げたテーマ「私たちはロータリアン」はロータリーに誇りを持って楽しく有意義に奉仕活動を行い、しかも我がクラブの美徳であるモーニングらしさ、楽しくみんなで行動する家族的な雰囲気を大事にして奉仕活動に生かして行くことを継承して行きながら進めていくのが目的でした。サブテーマ「たかがロータリー、されどロータリー、やっぱりロータリー」はその取り組み方を素直に表した言葉であり、それと同等かあるいはその延長線上に国際ロータリーのテーマ「SERVICE Above Self(超我の奉仕)」があると位置付けました。そのため4つの方針を発表し、1年間取り組んで参りました。

1.ロータリアンとしてできることをすること(奉仕や寄付)
2.ロータリアンとして仲間を思いやり楽しいクラブにすること
3.ロータリアンとして仲間を増やすこと
4.ロータリアンとして自分を研鑽すること
 クラブ全体の問題としてはクラブリーダーシッププラン(CLP)の採用です。クラブ細則、組織を変更し、地区リーダーシッププラン(DLP)に対応できるように取り組みました。今年度に実施できたのは唯一我がクラブのみのようですが、ロータリーの基本はそれによっていささかも左右されるものではなく、我がクラブにとっては前々年度平川会長時代から行ってきた組織のスリム化が一層明確になり動き易いものになるためいち早く取り組みを決定したわけです。地区組織との互換性に多少問題があった以外はおおむね良好に移行でき、クラブが目指してきた活動し易い組織になってきたと思います。
 4つの方針についてみると奉仕や寄付は際立った実績はないにしても皆さんそれぞれができる範囲で協力していただき、使用済み切手やロータリー財団への寄付もクラブとしての目標を達成できました。交換留学生も前年度の事業でしたが実質的には今年度のホストとなり、ファミリーには大変なご苦労をおかけして無事完了することもできましたし、クラブ全体でも歓迎、協力できたのではないかと思っております。クラブが楽しいことは友好クラブ川口モーニングロータリークラブ創立二十周年記念行事への参加やロンドン、エジンバラへの旅行など惜しみなく参加いただいたことや相変わらず各愛好会の盛んな活動などが伏線として挙げられますが、何よりも出席率の向上が物語っていると思います。会員数はおかげさまで退会ゼロを達成、その上3名の新会員を迎えることができました。目標を上回る成果を挙げることができたことは皆さんのおかげと感謝しております。20名まであと一人という所まで漕ぎ着けました。次年度の大いなる目標となるところです。ロータリアンとして日頃の職業奉仕は自己研鑽の場であることはもちろんですが、新会員を含めた会員卓話や他クラブロータリアンの外部卓話には自分にない世界、啓蒙すべき考え方など充実した内容のものであったと思います。卓話はロータリーの魅力のひとつです。さらにJR青森駅の職場訪問は一般に体験できないものでした。
 以上、皆さんのご協力のおかげでなんとか1年間を乗りこなすことができました。より魅力のある、より楽しいクラブを維持できたと思います。ただ、どうしても例会案内や活動内容の把握、理事会の報告など後手に回ったり、対応がその場しのぎで不十分だったりと皆様にご迷惑をお掛けした点がたびたびあったこと深く反省すると共にお詫び申し上げたいと思います。1年間どうもありがとうございました。