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2006〜2007活動方針

会長 白川 幸夫


 今年度の活動方針を決めるにあたっては、RIの奉仕の精神をよりどころに、地区の掲げた目標を基本に推進していくものであります。
 ポールハリスが友人三人と語り合って公正な取引で事業を成功させ、職業倫理を含め他の人たちにも広めたほうが社会貢献になる、という趣旨で世界に広がって今日に至り一世紀が過ぎました。35代アメリカ合衆国大統領のジョン.F.ケネディ、日本では経営の神様と云われる松下幸之助や元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏等がロータリアンだったのは皆さんご存知の通りであります。
そういった先達者が築いてきたロータリーの奉仕の精神は、とてつもなく大きなものです。この精神は大事にしたいと考えております。
 また、我がモーニングロータリークラブも17代に渡って立派な会長、幹事が引き継いでまいり、他に誇れるクラブに育ててきたことに敬意を表したいと思います。
以上のことを踏まえて、RI会長の方針、地区ガバナーの目標、当クラブの方針の三つに分けて推進していきたいと思います。
一つ目は、ウイリアムB.ボイド会長が上げる四つの強調事項(水保全、識字率向上、保健及び飢餓、ロータリー家族)このプログラムへの協力要請は後日担当委員長から報告していただきます。
二つ目は、2830地区の鐘ヶ江ガバナーが強調する、十項目の推進への理解と協力があります。中でもGSE(研究グループ交換プログラム)に関しては、鐘ヶ江ガバナーが長い間関わってきた熱い思いがあり、続けて行きたいプログラムとなっており日程等具体化、10月の受け入れと来年4月の派遣、経費500万円の件、これも後日報告いたします。
次に、当モーニングロータリークラブのテーマ「地域にロータリーを」についてですが、会員数と財務的な面、長引く経済の低迷等を視野に決めたテーマであります。歴代の会長、幹事、会員の皆様が推進してきた継続事業を柱に青森市内等で行われる奉仕活動やイベント、他クラブとの合同事業への参画等です。
これから皆さんと一緒に知恵を出し合って決めたいと考えております。これは、地域の皆さんにロータリー活動を大いに印象付けるものと思います。
 過去に行った主な実績を拾ってみますと、交通安全父母の会へ30万円の寄贈、10周年記念事業として新町商店振興組合にシニアカー2台、日本ボーイスカウト青森二団にテント4張りを寄贈、知的障害者施設に活動資金を贈呈。最近ではロータリー100周年記念事業として市内6クラブ共同で平和公園に花壇造成の参加と寄附等の活動があります。
本年度の当クラブの活動目標として、次の五項目を強調活動として実践したく設定いたしました。
1.フェローシップ例会を月1度設けて、出席率100%を達成する。
2.会員増強に努力し、純増2名以上達成を目指す。
3.ロータリー財団への寄附を一人当たり100ドルを目標とする。
4.地域ニーズにあった奉仕活動の推進。
5.ロータリーを自己研鑽の場とし、職業倫理の高揚に努める。
以上、リーダーシッププランを推進しながら私達のクラブにあった活動として進めて行きたいと思います。何よりも伝統でもある家族的で楽しいクラブ運営を損なわないように、この一年心掛けていきますので、皆様のご協力を宜しくお願いいたします。

第814回例会 会長の方針発表より 2006.7.7