『楽しくなければロータリーでない。楽しまなければロータリアンでない。  会長 阿保康雄

  • ジョン・F・ジャームRI会長
第2830地区
長嶺康廣ガバナー
青森モーニングロータリー
クラブ会長 阿保康雄
  • 『楽しくなければロータリーでない。楽しまなければロータリアンでない。』


2016年〜2017年度会長 阿保康雄


2016−17年度活動方針

鈴木ガバナー年度が終わり、いよいよ新年度が始まります。私は本来、昨年度会長就任の予定でしたが、突然の鈴木ガバナー輩出の事態に地区幹事会スタッフとして鈴木ガバナーを支えるため会長就任を1年先延ばししてもらって迎えた新年度です。
ジョン・F・ジャーム(Chattanoogaロータリークラブ・米国・テネシー州)RI会長のテーマは「ROTARY SERVING HUMANITY(人類に奉仕するロータリー)」です。また、RI会長は「アトランタ国際大会でロータリー財団創立100周年を祝おう」というメッセージを発しておられます。
そして長嶺康廣(八戸南ロータリークラブ)ガバナーは「ロータリーの魅力を語り合おう」をスローガンに掲げられました。「現クラブをそのまま生き永らえさせるのではなく、新しいロータリーの魅力を生み出す」ことに取り組むことを強調しておられます。
私は「楽しくなければロータリーでない。楽しまなければロータリアンでない。」を今年度のテーマに掲げました。
ここ数年、クラブ内のあらゆる活動には参加人数も少なく、委員長の思いだけが独り歩きし、一緒に参加する奉仕活動の楽しさや達成感、意義と言ったものが失われて来ています。多くの会員で行動し、奉仕を共有する楽しさや意義が忘れられたようになっています。必然的に一部には会員間の人間関係も薄れ、上部だけ取り繕われた雰囲気がクラブ内には漂っていると感じております。
私は今こそガバナー輩出の後を受けてクラブを基本に戻すチャンスだと思っています。
近頃のロータリーはあまりにも手掛けることが多く、百人超規模のクラブでなければとても全てに対応することなど不可能です。結果、30人程度の我クラブにしてみればあまりにも多くのことに当たり過ぎて、全てにおいて人員不足、中途半端になり、満足のいくことを一つも成し得ていない不満がロータリーそのものを楽しくなくしていると感じています。背伸びをせず、守備範囲を狭めて一つの事を成し遂げる。その積み重ねが楽しいクラブになるために、そしてロータリーの意義を感じるために大切だと思います。
 各委員長にはそれぞれにRIや地区の基本方針に則って今年度の活動計画を立てていただきました。勿論、会員の皆さんには目標達成に努力していただきますが、必ずしもそれに囚われずに「みんなで楽しく行動が出来て、参加に意欲が湧き、意義を感じ取れる活動」を優先して行きましょう。
そして、アトランタは早くもクラブ内で話が湧き上がっていますが、多くの会員が参加し、R財団創立百周年を祝い、ロータリーの楽しさ、素晴らしさを体験して来ましょう。