皆さんにとって一番身近な火薬はお孫さんやお子さんと一緒に遊んだおもちゃ花火だと思います。火薬は用途によっていろんな種類があります。
宇宙ロケットのメインエンジンの燃料は水素と酸素を燃やす液体燃料ですが、その力だけでは推進力が弱く大気圏の高さまで飛ばすことができないので補助ブースターを付けています。
この燃料に火薬が使われています。火薬を燃やした推進力を利用して飛ばします。ミサイルの推進力も火薬です。
ごく稀ですが腎臓結石を破砕するのに少量の火薬を患部に持っていって使うことも今ではあります。
火薬、爆薬、火薬加工品を総称して火薬類といいます。目的に合わせて使いやすいように加工したものを火薬加工品といい、おもちゃ花火、打ち上げ花火,ロケットなどが入ります。
火薬とは物を飛ばす目的で使用するものを言います。
一番古い火薬は黒火薬(黒色火薬)で西暦700年ぐらいに中国で作られました。組成は炭と硫黄と硝石で燃やすと黒い煙が出ます。この外煙の出ない無煙火薬があります。
爆薬とは物を破壊すろ目的に使用するものを言います。大きな岩石を破砕したり、トンネルを掘削したり、山を崩してダムを造ったりするのに使います。
火薬と爆薬は共に爆発しますが、違いは爆発するときのスピードです。黒火薬は1秒間に300mのスピードで燃焼します。爆薬ですと例えばダイナマイトは1秒間に6500mの速度で燃焼しますのでものすごい熱、音、ガスが出ます。この力を利用して発破をかけて山を崩したりトンネルを掘ったりします。