カーリングは青森ではよく馴染んでスポーツ会館では冬季アジア大会やアジア・オセアニア大会も行われました。このスポーツ会館は冬場はカーリング専用の施設になりますが日本で3番目にできたカーリング場です。
1番最初にできたのが北海道常呂町、2番目は長野冬季オリンピックが行われた軽井沢町です。3ッ目のカーリング専用施設を青森市に造るというニュースを世界カーリング連盟(WCS)が聞いて、世界に通用する立派なカーリング場を造ってもらいたいということで青森市に2,000万円の寄付がありました。
これは常呂も軽井沢も町であるのに対し青森は人口30万を数える市だからです。こういう都市にカーリング場ができることは今後、将来の日本でのカーリングの普及には大事だという判断からでした。
そして、技術や氷の作り方や建物の構造に至るまで全ての面で指導を受けました。カーリングに使う氷はどこまでもフラット(平ら)でなければなりません。40メートルで最大2ミリメートルの誤差と言いますから2万分の1の精度で平らに仕上げなければならないのです。
窓の位置などは直射日光を受けない仕掛けをしてもどうしても窓側の氷が早く溶けます。
観客席の場所にも氷は人体の熱の影響を受けます。空間や屋根の構造によっても空気の流れが変わり氷の溶け具合に影響します。
県営スケート場のコースを使ってやっていた頃はどうしてもコースの内側が低く、外側が高くなるので、自然に石がインコースに流れて行ってしまいました。早くカーリング専用のコースが欲しいということを働きかけてスポーツ会館ができたわけです。