AOMORI MORNING ROTARY CLUB WEEKLY    本文へジャンプ
RI会長ウィルフリッドJ.ウィルキンソン
ロータリーは分かち合いの心
2830地区ガバナー
小林 孝雄


平成19年9月28日(金) 第872回 例会


開会

中山会長 点鐘:8時
ソング:手に手つないで

ゲスト・ビジター

ゲスト  RI第2830地区ガバナー 小林孝雄様
     中分区ガバナー補佐    阿保康雄様
ヴィジター (敬称略)
      地区幹事 竹内通昭(青森東)

出席率とメーキャップ

本日の出席率 18名中16名 88.89%

9月5日分確定出席率 17名中17名 100%(17週連続)

メーキャップ(敬称略)
            9月21日 坂本直隆(青森東)
            9月21日 葛西義明(青森東)
            9月21日 工藤一男(青森東)
            9月21日 阿保康雄(青森東)
            9月26日 阿保康雄(青森北東)
            9月27日 阿保康雄(青森)

会員の誕生日

なし

ニコニコ
16名 19,500円

・ ガバナー公式訪問の歓迎会を開いて頂き大変ありがとうございました。心暖まるクラブを拝見させて頂き、理想のクラブを見たような気がしました。貴クラブの今後益々のご発展を心から祈念いたします。(小林ガバナー)

・ 今回は立場上ゲストです。自分のクラブのゲストというのも何か落ち着かない感じがします。今年度のご協力宜しくお願い致します。(阿保ガバナー補佐)

・ 本日はよろしくお願いします。地区大会に全員参加お願いします。(竹内地区幹事)

・ 小林ガバナー、早朝よりご苦労様です。今後共ご指導よろしくお願い致します。(全員)


前日のクラブアッセンブリーと懇親会


ポール・ハリス・フェロー認証状メダルセット伝達式


岡村会員に、R財団より贈られたポール・ハリス・フェロー認証状メダルセットの伝達がありました。


会長の時間

昨日無事にガバナー公式訪問による会長幹事面談、クラブ協議会が終了しました。
RI会長のテーマ「Rotary Shares(ロータリーは分かち合いの心)」に基づいて掲げた目標を何とか達成できるようになったかと思います。
小林ガバナーから『ロータリーは人生の道場である』という素晴しい言葉をいただきました。ロータリーはいろんな経験を積んだ方々の集まりであります。私たち自身が更にこれを生かしてクラブを活性化させて行きたいと思います。

バナー交換
小林ガバナーと中山会長が地区バナーと当クラブバナーを交換しました。


幹事報告

・来月の米山月間に先駆けてロータリー米山記念奨学会より米山奨学事業豆辞典が届きましたので本日皆様のボックスに配布しております。「米山学友の群像」第2号2006年度事業報告書も届いておりますので回覧いたします。

・友好クラブの川口モーニングロータリークラブより事務局の住所およびFAX番号変更のお知らせが届いております。詳細は回覧いたします。

・本日例会終了後理事会を開催いたします。


ガバナー講話 小林孝雄RI第2830地区ガバナー          

 

 これまで37クラブを廻ってきましたが例会は昼ですので、昼食の後眠くなることの例え話に「健康のためには昼に寝るのはよいことですのでどうぞお眠り下さいと言いましたら、ある所で最初から最後まで眠った人がいまして、健康のためにはお昼は5分くらいが眠るのがよいという意味で申したのですが・・・」と言いますと今のように皆さんお笑いになるのですが、今日は朝なものですからそう言うわけにも行かず、これは通用しないかなあと思っています。

 昨日は非常に歓待していただき、旧知の間柄のような感じで楽しく過ごさせていただきまた。ありがとうございました。


今期はこのクラブからガバナー補佐の阿保さんを出していただきありがとうございました。ガバナー補佐は非常に大事な仕事でして、工藤徹也パストガバナーがガバナー時代に私がガバナー補佐をやらせていただきました。GSEをやりまして非常に忙しかった記憶があります。それまでの分区代理からガバナー補佐へと名称や役目が変わった年でした。今期は各ガバナー補佐の方々が頑張ってくれていますので大変助かっております。


国際協議会がサンディエゴでありまして非常に緊張しました。行く前も何をやったらいいのか自分で考えなければなりません。マニュアルがあるわけでもなく何をやろうか、何をテーマにするか全部自分で考えます。私は今期のテーマに「夢とユーモアの仲間づくり」と副題をしましたが、果たしてこれに合うようなRI会長のテーマが出てくるのか非常に心配です。健康には自身がありますがガバナーになる前に全部調べました。結果は大丈夫でしたが、さすがにガバナーなってみるといろいろと疲れてきまして安定剤を服用しています。ここ2〜3日も疲れがピークに達しています。先週末からずっと委員会と公式訪問があり、この間は1日に3委員会があって何回も私の出る場面があったり、いろんな場面でいろんなことを言ってくる人もいますのでやはりストレスがたまります。さてサンディエゴでは缶詰状態で外へは出られません。近くの土産屋に行ってちょっとした買い物ができたくらいです。
書類がたくさんあり、次の日の準備やらで実際大変なんです。秋田と千葉では他にガバナーのなり手がいなくて連続2年のガバナーだそうです。来たときは見る限り疲れ切っていて可哀相で、気の毒で声もかけられませんでした。3回ガバナーをやった人はまだいないそうで、やればギネスブックに載るそうです。青森では黒田パストガバナーが2回やっています。


 ウィルフレッド・J・ウィルキンソンRI会長はカナダの公認会計士で77歳、ロータリー歴は44年です。スピーチのうまい方でビチャイ・ラタクルさんに負けないくらいの落ち着いた立派なスピーチをされます。44年もやっているとたまに立ち止まってロータリーのことを考えるときがあるそうです。
毎週1回集まって世界中で例会が行われていること、世界最古の奉仕団体であること、地域のために3万2千ものクラブが日々役に立つことを考えながら活動していること、あらゆるプロジェクトが世界中で何万件と行われていることなどみな素晴らしいことなのですが何かが物足りないと考えました。では、ロータリーとは何ぞや、ロータリーの真髄は何かといえば「愛」であり、その「愛」は「親切心」から出てくるものであります。ですから「Rotary Shares(ロータリーは分かち合いの心)」とは「愛」を分かち合う、「親切心」を分かち合うことであるということがウィルフRI会長の言いたいことだと思いますし、ロータリーもそう言うことで始まって現在活動していると思います。ウィルフRI会長はカイバル峠を越えて自衛の軍隊に守られてアフガニスタンに入りポリオワクチンを投与に行きました。いちカナダの公認会計士がアフガンに来てポリオワクチンを投与することはまさにロータリーのマジックであり、ロータリーでなければ出来ない素晴らしいことです。「愛」とは最終的には人類愛であり、ここへ来て子供たちを助けられるところがロータリーなのです。皆さんの小額のお金でこれができるということを言っています。


 

ロータリーも積み重ねて102年、一応のマニュアルも出来ています。ウィルフRI会長は自分の体に例えてクラブ奉仕は手であると言っております。カントが「手は表に出た脳である」と言っており、ウィルフRI会長はこれを引用してクラブ奉仕の大切さを表しました。いくらロータリーが歴史があると言っても新しい会員が入ってこないと衰退してしまいます。しっかりとした楽しい例会を開き、新会員を招き入れそれが定着して行くようにすることがまず基本で、会員や家族が困っている時に手を差しのべることもクラブ奉仕が主体となってやって行くということで大切な手であると言っています。
社会奉仕は心臓であると言っています。ロータリーはRIでも地区でもなくクラブが主体です。クラブは地域に密着してニーズを調べて、地域と一緒になっていろんなことをやって行き、新会員もロータリーなら入りたいという風になるように活動して行くことは大事な心臓のようであるということです。
国際奉仕は同じ様に地域に密着し、目であると言っています。しっかりした目で地域のニーズを調べて活動しますが、自分たちのクラブだけではできない場合は世界の手を借りることができます。マッチンググラントやアジア関係ではWCSなどがあり、こういうものを使ってその地域のニーズに答えるということですので目であると言っています。
職業奉仕は定款に職場訪問や職業斡旋などクラブとしてやること、従業員やお客さんにきちんとやりなさいといった個人としてやることがきちんと書かれています。私はロータリーの職業奉仕は商品を仕入れて価格を乗せてただ売るだけではなく、見えないものをプラスして付け加えるのが大事だと思います。
関場パストガバナーのお話ですと、どうしても手の施しようがなく助けられないで亡くなるという人には、その人の後姿を見て心の中でその人のために拝むと言われました。ただ儲ければ良いとか、法律に触れないから良いというのではありません。職業奉仕では日本有数の方である佐藤千寿パストガバナーの本には「『4つのテスト』を主体にして行けば良いのですが、今の投資ファンドや浮動株主は勝手に利益だけで動くために防ぎようがありません。これを防ぐには一般市民まで『4つのテスト』を浸透させるべきであります」と書かれています。これも1つの案だと思います。なかなか法律で100%対処できるというものはありません。見えない徳を積んでいく「陰徳」というものが大事だと思います。


私のところは創業116年になります。その半分弱を私自身が携わってきました。今は息子に継がせて五代目です。今でも先祖の恩恵を大変に被っています。今一番私が助かっているのは、20年前にガラスの中に植物の花を咲かせようと思いました。その技術はアメリカのウィスコンシン州大のポール・ウィリアムという教授しか持っていませんでした。この人に会うために仲立ちしてくれたのがGSEで来たウィスコンシン州大の分校の助教授でベルビーさんと私の家でお世話したマーク・ウェイブという交換学生で今では国際弁護士です。ベルビーさんは当時合気道を初めて3ヶ月で、私が道場へ連れて行って稽古をつけました。今では4段でウィスコンシン州大の教授となっていて合気道も教えています。この2人が紹介してくれましてお会いできました。初めからお客様扱いで私も稽古着を持って行ってウィスコンシンの学生と市民を集めて合気道を指導してきました。また、ロータリークラブにも歓迎されました。

このように「陰徳」はどこかに出てくるものです。それがすぐ出てきて返ってくることもありますし、すぐ返らなくても子供、孫、それから青森、日本、世界に必ずそれが残っていきます。そういうことを信じて職業奉仕をやらなければならないと思います。


今期、プロバスクラブは先日24人集まって発足しました。VIP(Volunteer「奉仕」Infrastructure「組織基盤」 Project「計画」 、これらにVery「最も」 Important「重要な」─Person「人」=「次世代を担う若者」を重ね合わせた造語で新世代)のためのボランティア集積基盤計画の意)は今までやってきた様々な行事をデータとして地区で集め、教育委員会を通して学校に持って行き、例えばブナの植林をしたいと思えばロータリーではこの様にしてやっていますというものを先生がすぐに取り出せるようにするものです。可能であればそれを提唱したクラブと一緒に子供たちと夢を語りながら活動し、ひいてはこういうような繋がりから課外授業などの講師を依頼されるかもしれません。ということでこの事業を計画しました。こちらの方は地区大会が終了してから皆さんの方にデータ提供、報告の依頼があると思いますのでご協力願います。


最後に私の夢ということでお話したいと思います。ガバナーエレクトになって最初の会議が地区チーム研修セミナーです。その時にはガバナー補佐にも来ていただくのですが、その中で1人遅れてきたガバナー補佐がいました。六ヶ所ロータリークラブの小泉さんです。彼はまだ41歳でロータリー歴7年と若い人です。六ヶ所ロータリークラブにガバナー補佐選出の依頼があってどうも自分に指名が来そうなので、指名が来たら絶対断ろうと思っていたそうです。忙しいし、まだ若いし、経験不足だからということです。
その時の話なのですが、それに関連して私は当クラブの米谷さんと同じく合気道をやっています。合気道には試合はなく、始めたばかりの人もお互いに1回づつ右手を出す、左手を出す、両手で突く、短刀で突く、剣で切ってくる、杖で突いてくる、2〜3人で囲い込む、1人づつ10人でも20人でも掛かってくるのを投げるという風にやって行くのですが、やはり受身が大事なわけです。受身三段と言われています。ある程度のところまでは我慢できますし、それ以上は骨折しますので受身を取ります。投げられていると徐々にどうやって投げるかが分かってきます。上手な人に投げられれば気持ちが良いものです。逆に入ったばかりの人に投げられると痛いんです。
それで小泉さんの話ですが、八戸の地区大会のときに会場移動の際に雨が降ってきました。たまたま私が傘を持っていまして、隣りに誰かいたので一緒に入りましょうと声をかけた相手が小泉さんだったわけです。私はその時は小泉さんを知りませんでしたが、小泉さんは私を憶えていてくれたのです。実はあの時傘を差し出してくれたのが小林さんだったので即座にガバナー補佐をやりますと答えたのだそうです。
この話を聞いて私もジーンときまして、今どきこういう立派な人もいるのだなあと思いました。地区内を廻ってみるとそういう中年の若い人は多くいます。これは当地区も大丈夫だし、日本も大丈夫だと思いました。

ロータリーは理論と実践の哲学、人生の道場であります。古い人も新しい人も1対1で平等です。そしてお互いに鍛え合うわけです。合気道も同じです。いつも顔をしかめてやっているわけではありません。ニコニコしながらできるのです。しかし、勝たなければならないのです。皆さんも勝ってこのロータリーに入ってきていると思うわけです。
推理作家のレイモンド・チャンドラーが「人は強くなければ生きて行けない。優しくなくては生きて行く資格がない」と言っています。合気道も命が懸かった時は「絶対勝て」と言います。その代わり強くなればなる程優しくなれと言っています。
ロータリーも同じではないかなと思います。新世代の育成ということでピューリッツア賞を2度受賞したノーマン・メイヤーが「小さい毎日の変化を積み重ねることは退屈だが、退屈さを維持して行くのは意識と判断力のしっかりした人がいることが前提である」と言っています。それはまさにロータリアンだと思います。ロータリアンがしっかりしないと世の中は良くなりません。ロータリーは非常に大事だということを申し上げて新会員の勧誘をしていただきたいと思います。
今、自信が無いというのが非常に問題になっています。自信の無い人に勧誘できるわけがございません。ぜひ自信を持っていただきたい。駄目なクラブは何十年経ってもロータリーって何だか分からないといった具合で自信が全然無いのです。ここはそういうことは無いと信じておりますので、今後益々のご活躍をお願いしたいと思います。どうもご清聴ありがとうございました。


  記 阿保 康雄