青森モーニングロータリークラブ 2012~2013年度 会報

創立1989年6月1日
会長     藤井 健二
副会長    浅利 壽信          例会場  青森国際ホテル  例会日  毎週金曜日 午前8時
幹事     高橋 修一          事務局  
〒030-0801 青森市新町1-6-18
副幹事    清野  覚                         017-775-1821  FAX 777-9691
会報担当   山道 清貞                        webmaster@aomori-mrc.org 
本文へジャンプ
www.aomori-mrc.org
平成24年11月16日(金) 第1112回例会(ガバナー公式訪問例会) 

点鐘   藤井会長
RIテーマ・地区テーマの唱和
ソング  それでこそロータリー

出席と誕生祝い

ゲスト  ㈱アールコーポレーション 代表取締役 中野陽介さん
           〃      大竹口和子さん
オブザーバー なし
ヴィジター なし

本日の出席率 20名中19名 95%
11月2日分確定出席率 20名中20名 100%

メーキャップ(敬称略) 11月14日 葛西義明(青森北東)

誕生祝  なし
       

ニコニコBOX

ニコニコBOX 19名 9,500円

<ニコニコのコメント>
・ 中野さん、早朝卓話ありがとうございます。(全員)

会長の時間 : 藤井会長
・松本ガバナーより(公式訪問について)お礼の葉書が届いております。
・本日は後半でカクテルのお話ですが、昨日はボージョレ・ヌーボーの解禁日に当たり、私は昨晩この部屋で沢山頂きました。お話を伺ったところ、今年のボージョレは不作というか、昨年6月頃に雹が降って60%のブドウがダメになったんだそうです。味は爽やかで、美味しかったです。これをキッカケにボージョレワインを調べてみました。作り方が違うという事がありました。ボージョレ・ヌーボーはそもそもバイヤーの試飲新酒だそうです。普通のワインはブドウをつぶして醗酵させるのですが、ボージョレ・ヌーボーはつぶさないで醗酵させるのだそうです。そういう作り方なので長持ちせず早く飲んでしまうのだそうです。年内に飲んだ方が良いようです。
幹事報告 : 高橋幹事

・ 地区より、「ガバナーエレクト国際協議会出席壮行会」開催のご案内。
 日時 1月6日(日)12:30~14:30
 会場 国際ホテル
 登録料 10,000円
 申込 12月7日(金)まで

・ 地区より、「米山梅吉記念碑を尋ねる会」のご案内。
 日時 11月25日(日)11:00~14:30頃
 集合 まかど温泉ホテル(野辺地町)
 登録料 1000円
 *回覧用紙に記入してお申込みください。

・ 地区より、新地区補助金奨学生・グローバル補助金奨学生の募集のご案内。詳細回覧。(地区大会前の会長幹事会で配布されたものから変更があったそうです。)

その他


 卓話 「バーと家庭でのカクテルの楽しみ方」㈱アールコーポレーション 代表取締役 中野陽介さん
青森市のアルファホテルの一階にショットバー「アール」とアップル・パレス二階に「シャヌス・バー」をやっています。また社団法人日本バーテンダー協会の青森県支部長を今年からお預かりしています。バーテンダー協会としては毎年カクテルパーティを行ったり、カクテルコンペティションを開催したり、オリジナルカクテルの大会、全国規模や東北規模、9月には青函ツインシティ・カクテルコンペティションを持ち回りで行っています。今年は青森で開催し、優勝者は青森市内のバーテンダーでした。私は19歳からカクテルコンペティションに出ています。初めて出た国際ホテルの会で優勝させて頂き、その後10年間、30歳迄大会に出て、最初に出た県大会で、丁度ダイアナさんが亡くなった時で、ダイアナさんをイメージした「ダイアナ」
というカクテルで優勝しました。カクテルというのはテーマ性が大事で、「ダイアナ」はロンドン・ドライ・ジンを使いました。25歳の時にマリン・リザーブと言うフランスのリキュール・メーカーのカクテルコンペティションで3位に入賞した時のカクテル名は「マリー・バカンス」と言うカクテルで、マリー・リザ−ブと言う創業者の名前を取って作った物です。
 次にカクテルの楽しみ方に入って行くのですが、カクテルというのは大雑把に言うとミックスする飲み物という意味が有りまして、水割りもカクテルの一種になります。水割りでもバー、スナックで皆様こだわって作っています。最近はハイボールも流行っています。ウィスキーとかソーダが違うだけで全然違う味になります。居酒屋等ではレモンを搾ったり、レモンの皮を入れたりする店も多いようです。
 食事での楽しみ方で言うと、大まかに食前酒、食中酒、食後酒、ビフォーディナー、オールデイズ、アフターディナー、という分け方が有るんですが、ビフォーディナーというのは食事の前に胃を刺激し、食欲を増進させる飲み物です。本来アペリティフというのはラテン語で、アペリーヴというのは開くという意味が有るらしく、食事中の会話を弾ませる飲み物だと言う事です。アフターディナーは、食後に甘い飲み物を飲むと消化が良くなる効果が有るようで、バーでは生クリームを使ったカクテル、カカオリキュール使ったカクテルを飲まれる方が多いです。またナイトキャップカクテル、寝る前にリラックス効果があるカクテルで、ちょっと強く、甘みがあって精神的に落ち着くハーブのようなカクテルが有ります。
 ショートドリンク、ロングドリンクとメニューに書いてあります。ショートドリンクというのは、カクテルグラスに入っているような物を言います。短時間で飲むカクテルで、氷が入っていないので温くなる前に飲みます。一方ロングドリンクはタンブラーに氷が入っていて時間をかけて飲めるカクテルです。ジントニック、ハイボール、モスコミュール等がロングドリンクになります。
 バーでよく何を頼んで良いか分からないというお客さんがいらっしゃいますが、カクテルの名前等覚えなくて良いのです。全てバーテンダーに任せたり、味とか香りとかを言ってもらえれば好みの味をお作りする事が出来ます。安心してバーに入って下さい。季節によっても出す物が違いまして、春であれば桜のリキュール、夏であればスイカのリキュール、秋であれば巨峰とか柿のリキュール、冬であればイチゴとかスープを使ったカクテルをお出し出来ます。最近は季節の果物を使ったカクテルが流行で、生のフルールを使ったカクテルも楽しめます。お寿司屋さんではないですが、注文する時。今旬の物はとかお勧めはと言って注文も出来るので、緊張しないでオーダー出来ると思います。やはり雰囲気とか空間等がバーで飲む楽しみだと思います。
 家庭でのカクテルの楽しみ方ですが、ホーム・パーティ、バーベキュー・パーティ等で気ままに飲めるというのが家庭での楽しみ方で、リキュールとかジュースが有るといろいろ調整しながら味をみつけて行くという楽しみも有ります。スーパー等でもいろいろなリキュールやスピリッツが有るのですが、コーヒーリキュールとか、ベイリーズと言うアイリッシュウィスキーと生クリームを合わせたクリーム系のリキュールとかはミルク割とかシンプルな形で楽しめると思います。またホットにすると冬にぴったりのカクテルになります。ワインだとボージョレ・ヌーボー等は一人で1本、二人で1本では飽きる方もいますので、ボージョレ・ヌーボーはアレンジ的にもカクテルに出来るワインですので、細かいクラッシュアイスを入れたロックで飲むとか、レモン、オレンジを搾ったりソーダで割ったりいろんなアレンジが可能です。ジンジャエールで割ると「キティ」というカクテルにもなります。美味しいレシピを見つけるのも家庭でのカクテルの楽しみ方だと思います。あとジンかウォッカガ有れば、ウォッカとグレープフルーツで「ソルティ・ドッグ」、オレンジジュースとで「スクリュー・ドライバー」というカクテルになります。それだけでも無限のレシピが生まれてくるので、家庭でも楽しまれると良いと思います。スパークリング・ワイン、シャンペンも1本だと余ってしまう事があるようですが、100%オレンジジュースを混ぜますと「ミモザ」という有名なカクテルになります。シャンペンはさっぱりしたカクテルになりますが、カシスと合わせると「キールロワイヤル」と言うカクテルになりますし、これもエレガントな高級カクテルです。変わったカクテルではアイスクリームを使ったカクテルで、アイスクリームの上にリキュールをかけたり、先程のベイリーズをかけたりしてデザートとして食べても女性には喜ばれると思います。
 家庭では混ぜるだけでもよろしいのですが、シェーカー等が有れば振るだけで冷えますので、細かい事は考えずになりきってシェ−カーを振ってみるのも楽しいかと思います。ブレンダー、ミキサーみたいな物を使うとフルーツカクテルが出来ます。ミルクセーキみたいな感じです。ノンアルコールカクテルも出来ます。家庭では直ぐ美味しい物を作るのは難しいかもしれませんが、いろんな味で自分なりの物を作る楽しみが有ると思います。
 最近のバーのトレンドは、バーの世界でも流行とか新商品が出ておりまして、生のフルーツを使ったフルーツカクテルが流行です。東京にはフルーツカクテル専門店も有ります。ぶどう、かき等をつぶしてスピリッツとシェークし、今迄リキュールに頼っていたのを生の果物で味付けしたフレッシュで健康的な物が世界的に流行っているようです。変わった物だとトマト、ホウレンソウ、人参をミキサーにかけて使うのが流行っています。また自家製のスピリッツ、ジュースを使ったり、既製のジン、ウォッカにレモンやライムの皮を漬け込んだり、生姜シロップを使って自家製ジンジャエールを作ったり、そういう自家製ソースを使ってカクテルを作るのも世界的に流行っているようです。スタンダードカクテルをちょっとアレンジしたカクテル、「ジントニック」でも季節のフルーツを入れるとか、「マティーニ」と言うジンとベルモットで作るカクテルの王様と言われる物が有るのですが、それにフルーツリキュールを入れたり、最近では「ツイストカクテル」と言う、世界的流行のカクテルになっています。どこに行っても同じレシピというのではなく各店によって違うスタンダードカクテルが楽しめる時代になっているようです。青森でも多いのがノンアルコールカクテルです。アルコールは飲めないけれどアルコールの雰囲気を楽しみたいという男性、女性が増えているのです。
 ちょっとデモンストレーションということで、今日はカシスとリンゴジュースによるノンアルコールカクテルを皆様にお配りしたいと思います。(以下シェーカー(ボストン・シェーカー他)の説明、実技の供覧と試飲)
田中作次RI会長
第2830地区
松本 康子ガバナー
青森モーニングロータリー
クラブ会長 藤井 健二
  • 清く、正しく、暖かく
 会報作成者:鈴木 唯司