青森モーニングロータリークラブ 2014~2015年度 会報

創立1989年6月1日
会長     浅利 壽信
副会長    阿保 康雄          例会場  青森国際ホテル  例会日  毎週金曜日 午前8時
幹事     山道 清貞          事務局  
〒030-0801 青森市新町1-6-18
副幹事    新岡壮太郎                         017-775-1821  FAX 777-9691
会報担当   阿保 康雄                        webmaster@aomori-mrc.org 
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平成26年7月19日(金) 第1189回例会

点鐘   浅利会長
RIテーマ・地区テーマ・クラブテーマの唱和
ソング  それでこそロータリー

出席と誕生祝い

ゲスト 山田ふぁーむ 代表 山田正樹さん
ヴィジター(敬称略)なし
オブザーバー なし

本日の出席率 24名中17名 70.83%
7月4日分確定出席率 24名中19名 83.33%

メーキャップ(敬称略) なし
誕生祝 本堂きみゑさん(7月17日生)
     高橋修一さん(7月19日生)
     髙坂 強さん(7月29日生)     

          

ニコニコBOX

ニコニコBOX  16名 8,000円

<ニコニコのコメント>
・ 山田様、本日の卓話ありがとうございます。(全員)
・本堂さん、高橋さん、高坂さん、誕生日おめでとうございます。(全員)

   


会長の時間 : 浅利会長
私の実家も以前農家でしたので、たまに手伝っておりました。本日の山田さんの卓話は大変興味深いものがあります。
幹事報告 : 山道幹事
・ ロータリー米山記念奨学会より、ニュースレター「ハイライトよねやま」。(回覧)

その他
・ロータリーの友セミナー参加報告。原稿依頼(鈴木ガバナーエレクト))
・Gエレクト事務所より幹事に7月末まで名刺作成用顔写真提出依頼(米谷次期地区幹事長)
・姉妹クラブについて旭川MRCは締結時の協同事業継続に賛成(清野前幹事)

卓話 :「TPP恐るるに足らず」山田ふぁーむ 代表 山田正樹さん
父親(山田昭次郎)の度重なる怪我により2007年から兼業農家として米づくりに目覚めました。
作付面積は~2012年2.5ha、 2013年4.3ha 、2014年7.3ha、現在は全て減薬特別栽培米でいたずらに収量を求めず、1反あたり300坪、1俵あたり60Kg、1反あたり7俵の収量とし、逆に言うとうまい米を作りたかったら7俵以上作ってはいけないという事になります。
・食べ物ゆえ、「美味しい」が大前提。量より質をめざしています。質を高めるため、稲が今どんな気持ちか対話しています。土づくり、耕起・代かき方法、稲づくり、除草方法等木村秋則氏の監修による農法を取り入れています。地域的には澄んだ空気と八甲田山麓の豊富な水系、恵まれた自然の中でストレス無く育った健康な稲です。
山田家「山傳」六代目として先祖代々から引き継いだ伝統の技も秘訣のひとつ。さらに十勝沖地震にも耐えた土蔵で籾を夏、冬16度で安定保管しています。
・当地では絶対うまく育たないといわれた「こしひかり」(さつき米)の栽培に初年度から成功しました。その要因として近年の温暖化が考えられます。その「こしひかり」を東京ドームや上野駅での青森物産展に1俵(60kg)45,000円、1kg750円で販売。4年前からはサラリーマン時代の人脈で全て直販。とても美味しいと評判になり、その美味しさを「見える化」「数値化」したいと考えました。なぜ美味しいのか、他の農家の米とどう違うのか確かめたかったのです。そんな時、目標とする富山県の農家の知人から2013年 第15回米・食味分析鑑定コンクールの出品を勧められ何の気なしに応募したら、国際総合部門(こしひかり)の特別優秀賞を受賞しました。
 
今後は田んぼの区画整理、ほ場整備事業に伴い、規模拡大、効率化を図り、5年後には15町歩=15haに拡大し作業効率性とコストダウンを図るため、種を直接田んぼに蒔く直幡に挑戦するとともに、米作りの他、何か有効な作物を生産したいと考えています。例えばオーガニック野菜、ハーブ類、トマト、キュウリ、なす、ねぎ、にんにく等。希少品種で一般農家が作付けしていない珍しい野菜を小ロット、多品種でと・・・
  そして世界中の日本食レストランに「さつき米」を届けたい。TPPを恐れず、プラス効果を最大限に活かし、ハワイで1年中米作りをすることが夢です。

 会報作成者:鈴木 唯司