１．「手は指あって尊しとす。指は節あって全うしとす。」(1891年) 　　　　　　＊“熱傷瘢痕拘縮”（Ⅲ度熱傷の後遺症） ２．乳幼児の手のやけど ①ストーブ、アイロン、花火、カップメンetc. ②Ⅲ度熱傷の治療原則は植皮！ 　　1869年　植皮術の成功(ルベルダン)　＊　遊離植皮術（形成外科基本手技） 　　　　　　　　　　y=ax+b 　　1870年代　　日本で初の植皮術（官立名古屋医科大学ヨングハンス教授）

＊　後藤新平
　　　　1892年　渡辺鼎医師（会津若松市）による手術（癒着した指の切り離し）
＊ 医師になることを決意
＊ 医師国家試験、打診の実技
　　　　1897年　近藤次繁医師（東京帝大外科教授）による再手術
　　　　　　＊　臨床医を断念
　　　　　　＊　機能肢位（良肢位）：手関節背屈10~20°、指はボールを握るような肢位
　　　　　　＊　向井千秋「無重力の宇宙から地球に帰還するとき三分の一G（地球の重　
　　　　　　　　　　　　　力の三分の一）を境として自分の体重がズシリと重くのしかかってきた。」
　　　　　　＊「医療(医学)に古典はない。」
　　　　　　　　　cf.「疥癬」と「イベルメクチン」（大村智）

３．顔面外傷
　　　　　　循環器内科　vs.　心臓血管外科
　　　　　　消化器内科　vs.　消化器外科
　　　　　　腎臓内科　　vs.　泌尿器科
　　　　　　皮膚科　　　vs.　皮膚外科＜形成外科（形成再建外科）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
① ビートたけし
② 青森市の“不都合な事実”
　　＊　外科系救急医療に占める形成外科の位置
　　　　　1．　脳外科
　　　　　2．　形成外科（「熱傷」、「骨折を含めた顔や手の外傷」、etc.）

４．“３種類の患者”
① 医者の言うことに唯々諾々と頷き薬をちゃんと飲む患者
② 医者の言うことに逐一反論し、質問を浴びせるが薬はちゃんと飲む患者
③ 医者の言うことに逐一反論し薬を飲まない患者
“診療ガイドライン”
“飲まない薬は効かない”“つけない薬は効かない”